BOB’s Cosplay Cafe

2台のGN125Hをカフェレーサー&ボバーにすべく日々カスタムに勤しむ人が運営するブログ。

GNとカスタムポイント②(ヒップアップアダプター編)

今日はもう一つカスタムしました。


ケツ上げです。


GN125 というバイクはメーカー(当時のSUZUKI)曰くアメリカンバイクだそうです。譲れないらしいです。


なのでフロント上がり、リア下りとなっております。・・・確かにアメリカンや!

↑極端な例


対してカフェレーサーはシートやフレームが地面と水平なのが好ましい。

↑ロケットカウル〜タンク〜シート全て水平。地面と平行。


ではアメリカンをカフェレーサーにするにはどうするかと言うとフロントフォークの突き出しが必須(?)となります。


私のGN【ラテオラブラックス号】は既に結構な突き出しをしていますが、元々無駄に長いフォークのお陰でまだまだ水平になっておりません。そして突き出しも限界です。


ではよりカフェに近づけるためにはどうするかというと、リアサスを上げるという方法が有ります。所謂【ケツ上げ】です。


リアサス自体を長くしてもいいのですが、既に社外品(ビンボーリンズ)が付いていますし、新しく購入するとまた金がかかるのと使わないサスが増えるので今回はヒップアップアダプターを使用。


↑5cmのヒップアップアダプター。AMAZOMで1180円也。


GNのリアサス取付穴径は12mm 。対してヒップアップアダプターは10mm。・・・削るっきゃないね。


↑穴を12mm に拡張。ただでさえ細いフレームがさらに細く。しかも強度低めのアルミ素材。◯戸製鋼製ではあるまいな?いや〜中国の謎工場よりはそっちの方が良いかも・・・。まぁ、荷重は下の分厚いところに掛かるのでOK、OK。


↑で、あれやこれやで装着。センタースタンド立ててもギリギリ役に立つかぐらいの高さになりました。


↑ちなみにそのままではセンタースタンドがタイヤと干渉しちゃうのでスタンドにL字金具をつけてます。結構長いです。そしてダサいです。要改良。


高さ比べ。

↑ビフォー

↑アフター。ケツが上がりリアタイヤとフェンダーのクリアランスがかなり広くなってます。フレームも水平に近くなってます。


GN倶楽部の方からご助言頂き、私のGNは突き出しし過ぎで危ないそうなので近く、突き出し量を減らす予定です。それはそれで色々問題が・・・。センタースタンドが地面につかなくなるとか等々。


最後に腰下の車高が高くなったのでサイドスタンド立てた状態の傾きがキツ過ぎです。コロンと言っちゃわないか心配です。

GNとカスタムポイント①(ネジ切り編)

記念すべき第一回目のカスタムは


・・・


【ネジ切り】です。


・・・


ショボくね?


はい、ショボいですが意外と大事なことです。

今回、私は【M12ステンレスボルト】の切断に挑戦しました。

↑バックステップ化した際にボルトがチェーンに干渉してしまうのでどうしても短くしたかったのです。バックステップ化についてはGN倶楽部に詳細を載せましたので興味ある方はGN倶楽部のHPから検索してください。そして倶楽部に入れ!!


そもそもディスクサンダーもボルトカッターも持っていないので金鋸で切る以外はあるまいな!とは思ったものの果たしてこんな太っちょなボルトを金鋸オンリーで切断できるのかちょっと心配でした。そこでネットで調べてみるもイマイチ有用な情報がなく、仕方なく【ネジ切りwith金鋸(100均)】をチャレンジする事となりました。


結果から言うと・・・切れます。切断出来ます。100均の金鋸でいけました。が、予想通り大変でした。


↑バイスで動かないように固定。ではいざ入刀。


↑約15分。


↑切断完了。要した時間40分也。


ただただひたすら真剣に不器用でも愚直に真っ直ぐに、力は込めなくていい、愛だけを込めれば切断出来ます。


そんなこんなで無事切断出来ましたので干渉も精神衛生上の不安もなくなり、気分良く乗れるようになりましたとさ。

GN125 とカフェレーサー

私とGNとの馴れ初めを書かずにはいられない。


免許(普通二輪)を取ったのが3年前。今齢40。という訳で私の頭の中のバイクは20年程前で止まっていました。

↑こんなバイクはシラね。


なので最初に欲しいと思ったのは頭の中に住んでいるクラシカルなバイク【エストレア】

↑エストレあん。


教習所が余り楽しめない私のモチベーションを上げるべくバイク屋巡りに。


行く先々でエストレアは「女子供の乗り物だ」と言われる。


腹いせに私の免許で乗れるデカいバイク【シャドウ400】購入。

↑250kg超えシャドゥー様。モヒカン、肩パッドが似合うクラシカルな漢気溢れるアメリカン。



遅い、重い、デカい、曲がらない。初日に押しつぶされる。早速軽く後悔。


1年程乗ってみてもイマイチバイクを楽しめない。


【格言】

アメリカンバイクを楽しめる人は真のバイク好き!!


そんな中、【カフェレーサー】と古き良き時代のバイク【GN125】の存在を知る。ググる。クソカッチョえ〜バイクがいっぱい。あの有名な黄色い機体や私がパクった・・・もとい参考にしたガンファイターシートを積んだあの赤い機体等々。


もう買わずにはいられない。


あまつさえ私の住んでいる場所は愛知県西部。当時ここにはGNの聖地【エグゼ】という店があったでは有りませんか。神様が買えと言ってくれました。で買いました。【エグゼ】潰れました。馴れ初め終わり。


実はGN、骨格がカフェ向きじゃ有りません。カフェにしようとするとシート選びで挫折を味わいます。他に簡単にカフェに出来そうな125ccは有ります。【CG125】や既にカフェの【ACE125】とか。

↑CG125

↑ドリー・・・ACE125


では何故人はGNをカフェにしたがるのか?と言うと


安いからです。


ただ安いからです。


ただ単純に安いからなのです。その分、他のパーツにお金を回せるのです。


ちなみに私は自賠責3年分込み154,610円で購入してます。恐らくカスタム費用は本体価格を超えてると思います。それでも保険料や登録料、整備費等々を除けば20万強ぐらいで今の状態に出来るということです。弄る楽しみはプライスレス。


カフェに向いていないけどカフェにしたいバイク、それがGN125 というバイクなのです。


・・・別にカフェレーサーじゃなくてもいいんだけどね。


次回からはカスタムの話。