久しぶりのブログ更新です。

とは言っても別にサボっていたわけではなく、色々とあれやこれやとやっていた訳ですよ。

で、メインで動いていたのが、ラテオラ号の再塗装。

何故、また塗装のし直しを考えたかと言うと、綺麗さっぱり【飽きました。】

だって、ラバーペイントも白だったし、その後も同じようなレトロ調な白だったんで、どうにもこうにも飽きてしまいました。

【伝統】がない(？)色はあかんね。

あと塗装の薄いところや下地処理が甘い場所の剥がれや縮み、割れが出てきたのも大きな要因です。

というわけで、再塗装編。そして前回のW400のライセンスホルダーに続き【失敗編】です。最近、失敗続きです。

↑まずはカッティングシート剥がし。

↑剥がしました。チマチマと頑張って切ったガイコツライダーも削除。

↑タンクを外して剥離剤を塗っていきます。流石に元の塗装+自家塗装上から再塗装は何か良からぬ事が起こりそうなので今回は全剥離します。

↑三種の神器を用意。

↑剥離剤をペタペタ塗って暫くすると、古い塗装がペリペリ剥がれてきます。

↑で、タンク以外も塗装を削ったり足付けしたりします。アンダーカウルとシートカウルは全部剥がしましたが、ビキニカウル、サイドカバーは精魂尽き果て足付けのみ。まぁ、大丈夫でしょう。

↑カーポートにブルーシートで幕を作り、簡易塗装ブース作成。

↑前回の塗装の時に使った電動スプレーガンで塗装していきます。

↑はい、サフまで完成。

で、ここで問題発生。実は今回、ベースカラーを【メタリックカラー】にしようとしたわけですが、

【ウレタンメタリックベース】

　↓

【完全硬化】

　↓

【カッティングシート】

　↓

【ウレタンクリアー】

の工程を考えていたのですが、ウレタンメタリックにクリアーを重ね塗りする場合、完全硬化後では出来ないとのこと。

メタリックが完全硬化した場合、そのまま塗装すると弾いてうまく塗れないし、足付けしようにもメタリックはそもそも研磨厳禁(研磨するとメタリック粒子が削った場所に入り込み見た目がかなり悪くなるとの事)。

そして更に問題が。カッティングシートはクリアーの上からでも良いとして、メタリックベースにクリアーの重ね塗りする間隔は【10〜15分以内】にしないと【縮み】が発生するらしい。

・・・今持っている、電動スプレーガンは1つ。ベースカラーを塗って、綺麗に洗浄して、クリアーを塗るまで、15分では絶対に無理です。

・・・というわけで・・・

↑コンプレッサー、スプレーガン、その他諸々を買っちゃいました。以前から欲しいな〜とは思っていたし、導入するのは問題ないのですが、このくそ重くデカい物体を家に置くのが凄〜〜〜く嫌で嫌で今まで手を出していなかったのですが、今回は塗装を剥がしてしまった手前、後には引けない状態なので不本意ながら購入に踏み切りました。

コンプレッサー本体は近くのホームセンターでホース付きで10000円弱でした。以前からホームセンターに行くたびに気になっていましたが、まさか購入に至るとは・・・。実は一度、決心して買いに行ったものの、この無駄にデカい穀潰しが家に住み着くのか〜と尻込みして帰ってきた経緯があります。

ちなみにくそ煩いのでガレージに封印しながら動かします。

残りのスプレーガン等はAmazonで売っている安物のです。

↑ギタースタンドがちょうどスプレーガン置き場に良さそうです。

では、いざ塗装・・・なのですが、ここから失敗続きで写真が撮れてません。焦りまくりでした。

まず、カラーに硬化剤を混ぜて、うすめ液を投入するのですが、その時に使った容器が【プラスチックのコップ】。こいつが簡単に【溶ける溶ける】。溶剤を甘くみてました。

混ぜていたらコップが上下に真っ二つ。スケールと駐車場に塗料をぶちまける。薄手のゴム手袋をしていたのですが、コップを除去していたらこっちも溶ける溶ける。一瞬で大惨事。手も駐車場もバイク色に染まってます。

ありったけの洗浄液で薄めますが、駐車場はエキセントリックな色合いに。この時点で半泣きです。

気を取り直して、セオリー通り、捨て吹き1回、本塗り3回。

・・・なんか黒くね？日が当たってないからこんなもん？光当てれば綺麗な発色になるのかね？

と、疑問を持ちつつも、時間がないのでクリアーを重ね塗り。

で出来上がったのが・・・

↑これ。どう見ても【黒】です。まごうことなく【ブラック】です。【漆黒】です。

どうも色の濃いメタリックは薄吹きしないとダメなようです。YouTubeの参考動画ではそんな事言ってなかったのに・・・。

というわけで、やり直しじゃ〜〜〜〜〜！！！！！！！

心が折れかかっているので、かなり先になるかも。そして、やる気メーターがエンプティーです。

実はまだベースカラーについて言明しておりませんが、失敗して不明のままなので、このまま【引き】に使わせてもらいます。